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新規ユーザー接点を有機的に創出
顧客意向をアイデアに昇華し、ブランドを育てる

CLIENT
京都生活協同組合 様

概要

若年層への顧客組織の認知向上を目的とした、京都府のディープなお出かけ情報フリーペーパー「むすび。」
企画・取材・制作からwebマガジン、SNSの運用サポートを行っています。

 

プロジェクトの背景

課題は「まだ接点のない潜在顧客層へのアプローチ」。
クライアントのエンドユーザーは、結婚・出産を機にクライアントの商品やサービスに関心を持ち始めること多いことから、ターゲットを20~30代未婚女性に設定。「今はまだ利用しないかもしれないけれど、後の人生でクライアントのサービスが必要となったときに思い出してもらうための種まき」をコンセプトとしたフリーペーパーをご提案しました。
コンテンツはクライアントの商品やサービスの紹介を必要最小限に抑え、対象ユーザーの興味・関心に全振りし、まずは対象者とのタッチポイントを作る内容に。また、京都のあまり知られていないお出かけ情報も提供することで、「地域に根差しながら、持続可能な社会の実現に向けた活動をしている」という顧客組織の特徴を伝えるようにしています。

 

課題解決までのアプローチ

企画の精度を上げるため、ペルソナおよびカスタマージャーニーマップの作成・検証を繰り返しました。そして、コアターゲットを「20~30代未婚、就業している同世代とは少し異なる趣味やこだわりを持ち、自分の世界や価値観を大切にしている女性」に設定しました。顧客の取り扱う商品やサービスは特に「こだわりや想い」を大切にしているため、そういった点に共感できる親和性の高い人に情報発信をしたいと考えたためです。
タッチポイントは受動的に存在を認知してもらうための駅置きフリーペーパー、現物が届けられない場所にも認知を広げるためのウェブサイトとSNSのクロスメディア型を提案。PDCAを回す中で、よりターゲットへの訴求力の高いウェブサイトをウェブマガジン化することで、さらなる認知の拡大に貢献しています。

 

クリエイティブのポイント

魅力的なコンテンツおよびデザインであることを第一優先に、単純に若年女性が好みそうなデザインではなく、「渋かわいい」ビジュアルを意識するほか、コアターゲットの学び好きな一面を刺激するために、小ネタや雑学などを盛り込んだコンテンツ制作を行っています。
また、競合のフリーペーパーに埋もれてしまわない、独自性の高い媒体であり続けることを意識しています。「むすび。」でしか知ることのできない情報を得るために取材・インタビューに力を入れる、記事のコンセプトに「クライアントらしさ」を感じていただけるように、毎回クライアントの意向を重視した丁寧なヒアリングを行っています。

 

 

成果

従来、接点のなかったターゲットとのタッチポイントがつくれたことを評価いただいています。徐々にクライアントの商品・サービスもターゲットの興味・関心に合わせた形で紹介したりと、接点づくりからクライアントの魅力を広報するコンテンツへと昇華しています。
また、クライアントの業界の中でも「今までになかった新しい媒体・コンテンツ」として高い評価を得ており、アイデンティティやエンゲージメント形成に一役買っています。

 


URL:https://www.kyoto.coop/musubi/

Instagram:https://www.instagram.com/musubi_kyotocoop/